過払い金の無料診断は怪しい?診断すべき理由と診断の流れを解説

過払い金の無料診断は怪しい?診断すべき理由と診断の流れを解説

過払い金について知らないことが多いため、無料診断を受けることで過払い金があるかどうかを確認することができます。この無料診断は司法書士・弁護士事務所で行われ、簡単な質問に答えるだけで大まかに過払い金の額を知ることができます。また、過払い金があるかを自分で確認するための4つの質問項目もあるので、無料診断を受ける前に確認することができます。過払い金があれば、家計に余裕が生まれるため、弁護士に依頼して過払い金を取り戻すこともできます。

目次

過払い金があるか自分で確認する方法

司法書士事務所や弁護士事務所、相談センターなどで過払い金相談をする前に4つの確認事項をチェックして過払い金があるかどうかを判断することが可能です。

  1. 2010年より前に借金をしている
  2. 金利20%以上で借り入れをしたことがある
  3. 返済中である、もしくは10年以内に返済した
  4. 借金と完済を繰り返している

2010年より前に借金をしている

2010年より前に、消費者金融やクレジットカードの会社からお金を借り入れたことがある場合、過払い金というものがある可能性が高いです。過払い金があるかどうかは、どこの会社で、いつから借り入れをしたかによって違います。代表的な消費者金融やクレジットカード会社で過払い金が発生している時期をまとめたので、確認してみてください。

代表的な消費者金融での過払い金発生時期

アコム2007年6月18日までの借り入れ
プロミス2007年12月19日までの借り入れ
アイフル2007年8月1日までの借り入れ
レイク2007年12月2日までの借り入れ
CFJ2007年7月までの借り入れ

代表的なクレジットカードでの過払い金が発生時期

イオン2007年3月10日までの借り入れ
エポス2007年4月15日までの借り入れ
オリコ2007年3月31日までの借り入れ
セゾン2007年6月10日までの借り入れ
セディナ2007年までの借り入れ
ニコス2007年までの借り入れ
JCB2005年までの借り入れ
三井住友カード2005年までの借り入れ

金利20%以上で借り入れをしたことがある

2010年6月17日までに借り入れし、かつ金利が20%以上であった場合、過払い金が発生している可能性があります。その後に改正された上限金利は20%になっているため、これ以上の金利で借り入れした場合、少額の借り入れだったとしても過払い金が発生している可能性が高いです。

返済中である、もしくは10年以内に返済した

過払い金には時効があります。返済もしくは借り入れから10年以上経過している場合は過払い金が発生していたとしても過払い金請求することができません。

2010年以前に借り入れをして、現在も返済中であれば、過払い金が発生している可能性が高く、完済していても返済日から10年経過していなければ過払い金が発生しており、請求できる権利があります。

借金と完済を繰り返している

過去に何度か同じ貸金業者から借り入れをし、返済を繰り返している場合、それが一つの大きな取引とみなされ、たとえそれが10年前の取引であっても過払い金を取り戻す可能性があること。それが一つの取引かどうか判断するのは難しいので、司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。

過払い金の無料診断の方法と診断後の流れ

STEP
メールか電話で診断アンケートなどに答える
STEP
過払い金診断をその場で確認もしくは当日中にご連絡

過払い金があるかないかだけはすぐに診断結果をだすことができます。いくらあるのか?については次のステップになります。

過払い金診断の依頼をするときにあるとよい情報

  • 利用した貸金業者やクレジットカード会社はどこか
  • 返済期間
  • 返済中か完済しているか
  • 完済している場合、何年前に完済したのか
  • いくら借りていたのか

細かく記憶している必要はなく、ざっくばらんでも問題ありません。

STEP
過払い金がいくらあるのか無料調査

過払い金がいくらあるのか?という推測は診断依頼者のお話から算出することができます。より具体的な金額を調べる場合、取引履歴を確認して引き直し計算を行う必要があります。無料調査の段階で過払い金請求をおこなうかどうかを考えておくとよいでしょう。

STEP
過払い金返還請求書と引き直し計算書類を送付

依頼者の過去の取引履歴を参考に引き直し計算をした結果、過払い金がいくら発生しているかが確定したら貸金業者に過払い金返還請求書を送ることができます。過払い金返還請求書の作成と送付は自分でもできますが、貸金業者にまともに取り合ってもらえない可能性があるので司法書士や弁護士に依頼してしまった方がよいです。

過払い金の料金を詳しく調査する段階で着手金が発生する司法書士事務所や弁護士事務所もあります。無料診断の流れで契約とならないように事前にホームページを確認しておくことをおすすめします。

STEP
返還金額について業者と話し合い(任意交渉)

過払い金の返還をどれくらいしてくれるのか、いつしてくれるのかについて交渉をおこないます。任意交渉で貸金業者からの合意が得られなければ裁判(訴訟)となります。

STEP
裁判(訴訟)をする

過払い金を100%、もしくは100%+利子を取り返したいと思う方は裁判(訴訟)をするのが得策です。裁判(訴訟)も司法書士や弁護士が一括して対応してくれるので、依頼者が矢面にでることはありません。

STEP
過払い金の返還・入金

任意交渉でも裁判(訴訟)でも無事に交渉が終われば過払い金が返金されます。司法書士や弁護士に依頼していれば1週間~10日程で入金されますが、個人でおこなうと約2か月~4か月の時間がかかることがあります。

司法書士事務所や弁護士事務所に依頼していた場合、自身の口座に入金されるときに成功報酬が差し引かれている状態になります。

過払い金の無料診断の注意すべき点

自分で過払い金を調べるときの注意点

過払い金があるかどうかを確認するには、貸金業者から取引の記録をもらって計算する必要があります。自分で貸金業者から記録をもらう時に、「過払い金を計算する」と言ったり、過払い金を間違って計算して過払い金が少なくなったり、貸金業者に過払い金を請求して断られたりするリスクがあります。費用や手間をかけずにできるだけ多くの過払い金を取り戻したいなら、無料で過払い金があるかどうか調べてもらえる司法書士・弁護士に依頼するべきです。

司法書士事務所や弁護士事務所に無料診断を依頼するときの注意点

契約の有無や進める範囲をきちんと聞いておく

過払い金診断をした後、依頼した事務所が自分の同意なしに手続きを進めて、過払い金があるか調べるのにかかった費用がかかってしまうことがあります。また、過払い金請求をすると、貸してくれる消費者金融やクレジットカード会社が使えなくなってしまうこともあるので、気をつけて過払い金診断をすることが大切です。

過払い金の無料診断ツールを使用する時の注意事項

診断は推定、正確に計算するなら取引履歴が必要

過払い金診断をすることで過払い金があるかどうかはわかりますが、正確な過払い金の金額は取引履歴を取り寄せて引き直し計算をしないとわかりません。無料過払い金診断をする事務所の中には、過払い金があると断定し、請求金額を示すものもありますが、それが正確な金額であるとは限らないため、注意してください。

過払い金の無料診断前に確認すべきこと

運営元や評判を確認する

過払い金の無料診断は司法書士事務所や弁護士事務所がおこなっていることがほとんどですが、中には悪徳業者が運営しているツールもあります。過払い金の無料診断と思わせて別の会員登録をさせて個人情報を抜き取るといったことがあります。

また、司法書士事務所や弁護士事務所でも無料診断と言いながら契約まで分からぬまま進んでしまい、気づいたら過払い金請求をおこなってクレジットカードが止まっていたといったトラブルもあります。

悪徳サービスを利用したり、身勝手な事務所を利用しないためにも、運営元が明記してあることや事務所の評判も確認するようにしましょう。

過払い金無料診断によくある質問

過払い金無料診断のデメリットは?

過払い金の無料診断のデメリットはありません。現在の借り入れ状況や取引した経歴から過払い金がどれくらいあるかを診断することは簡単にできます。そのため、ほとんどの事務所では費用を取らずに診断をおこなっています。ですが、過払い金を専門としてない事務所では相談しただけで相談料として5000円取られる場合があるので注意が必要です。

過払い金相談はなぜ無料なの?

過払い金請求をおこなう多くの事務所は成功報酬という費用形態をとっています。過払い金請求を考えている人の多くは借金をしている、もしくは借金をしていたことがある人のため、相談料を出すことが難しいと考える人も多いです。そのため、相談料を無料にし請求できる人のハードルを下げることが狙いになります。請求する人が増えればその分依頼事務所には成功報酬が入るので事務所経営もしやすくなります。過払い金請求の相談を考えている人は「過払い金の無料診断前に確認すべきこと」をご確認ください。

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