アコムの過払い金請求ができる条件・返還率・期間

アコムという消費者金融で借り入れした人は、過払い金を返してもらえるかもしれません。過払い金を返してもらうには、自分でやっても、専門家に頼んでもいいです。また貸金業者と話し合ったり、裁判したりすることで過払い金を取り戻すこともできます。

どの方法を使っても、過払い金を返してもらう期間や、返してもらえる割合は違ってきます。過払い金を請求することにはデメリットもありますが、弁護士や司法書士に過払い金請求を依頼すると、デメリットを回避して、大きなメリットを得ることができます。

目次

アコムの過払い金請求ができる条件

アコムやアコムマスターカード(ACマスターカード)で借り入れをしたことがあり、返済中でも延滞している場合でも、2007年6月17日以前に借り入れをした場合、過払い金を請求することで払いすぎた利息を取り戻すことができます。亡くなったご家族がアコムから借り入れをしている場合でも、過払い金を請求することができます。

過払い金が発生する条件をくわしく

アコムの過払い金が発生する仕組み

貸金業者からの借り入れには、利息制限法と出資法の2つの法律で上限金利が定められています。利息制限法の金利が20.00%、出資法の金利が29.20%とされていました。

のちに法改正がされるまでは、利息制限法と出資法のどちらかの上限金利を決めて貸し付けることができたので、アコムは27.375%と、出資法の上限金利である29.2%にあわせて貸し付けをしていました。

しかし、2010年6月に出資法と貸金業法が改正されたことで、貸し付けの上限金利が出資法の金利29.2%から、利息制限法の金利20.0%に引き下げられました。

アコムは上限金利が利息制限法で定めている20.0%へ引き下げられるより前の2007年6月18日に、利息制限法の上限金利である「20.00%以内」に変更しています。

2007年6月17日以前からアコムで借り入れしていれば、グレーゾーン金利と呼ばれる、利息制限法と出資法の金利差で払いすぎていた利息を、過払い金として、アコムに過払い金の返還請求をすることができます。

借り入れ金額によって上限金利が変わります。借り入れ金額が10万円未満の場合は上限金利20%、10万円以上100万円未満の場合は上限金利18%、100万円以上の場合は上限金利15%です。

2007年6月18日以降にアコムならびにアコムマスターカードで借り入れした方、アコムや三菱UFJ信託銀行などが出資したDCキャッシュワンから借り入れした方の場合は、上限金利が利息制限法で定められた金利の範囲内なので、過払い金が発生しません。

アコムは、買い物に使えるカード「アコムマスターカード」を出しています。このカードを使って買い物をするとき、アコムが代わりにお金を支払ってくれる「立て替え金」は、利息を払わなくても良い「貸し付け金」ではありません。

また、「立て替え金」を返済する時にアコムに払う「分割手数料」も利息ではありませんので、過払い金が発生しないこともあります。

過去に貸し入れを返済するのが辛かった時に、過払い金を請求しない条件で、将来の利息を減らしたりカットしてもらったことがある場合は、過払い金が発生しているにも関わらず、返金はできない可能性があります。

借り入れ金額と返済回数で増減する過払い金の金額

借り入れ金額と返済回数で過払い金の金額が増減します。

借り入れ金額と返済回数が少ない場合は、アコムに支払っている利息が少ないので、発生する過払い金も少ないです。一方で、借り入れ金額と返済回数が多い場合は、アコムに支払っている利息がそのぶん多いので、発生する過払い金も多いです。

アコムへの返済方法には、一括払いとリボルビング払いがあります。

リボルビング払いで返済している場合は、借り入れの返済回数が多くなるので、一括払いでの返済よりも発生する過払い金が多くなります。

アコムの上限金利の変化

アコムは過去にも利息の上限を変更しています。1997年から借り入れをして10年間返済している人よりも1989年から借り入れをして10年間返済している人の方が高い利息で借り入れをしているため、過払い金が多くなっている可能性があります。

金利を変更した年金利の上限
1987年36.500%
1988年32.850%
1989年29.200%
1995年28.470%
1997年27.375%
2007年18.000%

アコムに過払い金請求ができなくなるリスク

時効が成立してアコムに過払い金請求ができなくなる

過払い金には時効があり、最後の取引から10年が経過すると時効が成立して、アコムから過払い金を取り戻すことができなくなります。

アコムマスターカードをショッピングで利用した、借り入れを返済した日は関係がなく、あくまでも最後の借り入れをした日、返済の手続きをした日です。借り入れに関する情報は、アコムのお客様相談センターから取引履歴を取り寄せることで確認することができます。

取引履歴は、アコムから郵送、あるいはアコムの窓口で直接取り寄せることができます。

倒産してアコムに過払い金請求ができなくなる

アコムは三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社であり、経営は安定しているため、倒産のリスクは少ないですが、消費者金融の最大手であった武富士がかつて倒産したように、万が一、倒産してしまった場合、過払い金を請求することができなくなる可能性があります。

アコムの過払い金請求にかかる期間と過払い金の返還率

話し合い和解をするか、裁判をするかによって、過払い金を取り戻すまでにかかる期間(返還期間)と、発生する過払い金に対して実際に返還される金額の割合(返還率)が違います。

話し合いによる交渉で和解した場合は、返還期間が短くなりますが、取り戻せる過払い金が少なくなる傾向があります。一方で、裁判をする場合は、返還期間が長くなりますが、取り戻せる過払い金が多くなる上に、過払い金の元本に対する利息もあわせて取り戻せる可能性があります。

アコムは、消費者金融の大手で過払い金請求の対応を多く経験しているので、話し合いや裁判においてアコムが有利な立場となるように交渉をしてきます。

自分で過払い金請求をすることもできますが、貸金業者との交渉に慣れていないので返還期間が長くなったり、過払い金の返還率が悪くなって取り戻せる金額が少なくなるので、過払い金請求を専門的にあつかっていて、アコムと交渉経験が豊富な司法書士や弁護士に依頼するべきです。

司法書士・弁護士に依頼してかかる期間と返還率

話し合いで和解(任意交渉)

返還期間

2か月~

返還率

~80%

裁判で判決

返還期間

4か月~

返還率

~100%+利息

  • 上記に記載している返還期間・返済率は、アコムの過払い金請求の目安であって、必ずしも当てはまるものではありません
  • 上記に記載している返還期間・返済率は借り入れの状況、アコムの経営状況によってかわります
  • 過払い金が返還されるまでの期間によって、過払い金の元本に対する利息はかわります

過払い金請求のシミュレーション

例1:100万円の借り入れを完済して過払い金請求

  • 借入金額:100万円
  • 返済回数:60回
  • 過払い金:41.0万円

話し合いで和解(任意交渉)した場合は、期間が2ヶ月程度、およそ32.8万円(返還率80%)の過払い金がアコムから取り戻せる可能性があります。

裁判をした場合は、期間が4ヶ月程度、およそ41.0万円(返還率100%)の過払い金と利息をあわせてアコムから取り戻せる可能性があります。

例2:200万円の借り入れを完済して過払い金請求した例

  • 借入金額:200万円
  • 返済回数:60回
  • 過払い金:81.0万円

話し合いで和解(任意交渉)した場合は、期間が2ヶ月程度、およそ64.8万円(返還率80%)の過払い金がアコムから取り戻せる可能性があります。

裁判をした場合は、期間が4ヶ月程度、およそ81.0万円(返還率100%)の過払い金と利息をあわせてアコムから取り戻せる可能性があります。

アコムの過払い金を取り戻すまでの流れ

STEP
取引履歴を取り寄せる

過払い金請求をする前に、借り入れしたときの金利・金額・日付、返済した金額・日付が記載された取引履歴を、貸金業者から取り寄せます。

STEP
過払い金の引き直し計算をする

貸金業者から取引履歴を取り寄せたら、過払い金がいくら発生するのか引き直し計算をします。

STEP
過払い金返還請求書と引き直し計算書を送る

過払い金返還請求書と引き直し計算書を、貸金業者に内容証明郵便で送ります。

STEP
話し合いで交渉する(任意交渉)

過払い金の返還率、過払い金を返還するまでの期間を、貸金業者と話し合いで交渉します。

STEP
過払い金請求の裁判をする

話し合いの交渉で和解できなければ、貸金業者と裁判をします。

STEP
過払い金が振り込まれる

和解または判決が出たら、貸金業者から指定口座に過払い金が振り込まれます。

アコムから取引履歴を取り寄せる

過払い金請求をする前に、アコムから取引履歴を取り寄せます。取引履歴には、借り入れしたときの金利・金額・日付、返済した金額・日付が記載されています。

アコムの取引履歴は、アコムに電話で問い合わせる、直接窓口へ行く、個人情報開示申込書をアコムに郵送する、ことで取り寄せることができます。

直接窓口へいく場合は2時間程度で取り寄せることができますが、郵送の場合は2~4週間程度かかります。

アコムは、過去の借り入れや返済の記録を保存しています。1985年4月以降に借り入れをした人や、まだ返済中の人は、その記録を取り寄せることができます。

1985年3月以前に借り入れをした人や、すでに返済した人は、記録が消されている可能性がありますが、契約書や銀行口座の記録などを使って、過払い金の金額を推定することができます。

アコムから取引履歴を取り寄せるときの注意点

過払い金請求をする目的を伝えない

アコムから取引履歴を取り寄せるときに、過払い金請求をするといった目的を伝えないように注意してください。

「返済義務がないと知っていて、任意で返済した借金の過払い金は請求することができない」といった内容が、民法705条によって定められています。

アコムに過払い金請求する目的を伝えた上で返済を続けていると、過払い金が少なくなってしまう場合や、過払い金を取り戻せなくなる可能性があります。

ゼロ和解しない

アコムから取引履歴を取り寄せるときに、アコムから「借り入れを0円にする(ゼロ和解)」、「利息を減額する和解書にサインをする」ことが提示されることがあります。

アコムからの条件で和解した場合に、過払い金請求をする権利を放棄することが和解書に記載されていると、過払い金請求が発生していたとしても、過払い金請求をすることができなくなります。

過払い金の引き直し計算をする

アコムから取引履歴を取り寄せたら、引き直し計算をして、過払い金がいくら発生するのかを算出します。引き直し計算には、エクセルと利息計算ソフトを使用します。

利息計算ソフトは、名古屋消費者信用問題研究会、アドリテム無司法書士法人がインターネット上で無料配布しています。

利息計算ソフトに、取引履歴の内容(金利・金額・日付、返済金額・日付)を入力すれば計算することができます。

引き直し計算を自分でするリスク

引き直し計算を自分ですると、複雑な計算を間違える可能性があります。

引き直し計算は、過払い金を請求するための重要なポイントですが、自分で計算をして金額を1円でも間違えると、取り戻せる過払い金が少なくなることや、アコムに過払い金の返還を断られてしますリスクがあります。

司法書士や弁護士といった専門家に依頼をすることで、自分で引き直し計算をして間違えるリスクがなくなるので、1円でも多く、過払い金を取り戻すことができます。

アコムへ過払い金返還請求書と引き直し計算書を送る

取引履歴をもとにして引き直し計算をしたあと、アコムへ過払い金返還請求書と引き直し計算書を内容証明郵便で送ります。

内容証明郵便で送ることで、いつ、誰が、どこに送ったかを証明することができるので、記録として残すことができます。

過払い金返還請求書の内容
・日付
・アコム株式会社(DCキャッシュワン)
・アコムの代表名
・名前
・住所
・連絡先電話番号
・振込口座名
・口座番号
・契約番号、会員番号
・〇万円の過払い金を返還請求する旨の内容

話し合いで交渉(任意交渉)

アコムへ、過払い金返還請求書と引き直し計算書を送ったあと、引き直し計算をもとに発生した過払い金の返還率、過払い金を返還するまでの期間を話し合いで交渉するために、アコムの担当者から電話で連絡がきます。

過払い金請求の裁判

取り戻せる過払い金の金額が変わる裁判の争点

アコムから借り入れを繰り返している場合は、取り戻せる過払い金の金額が変わる可能性があります。

アコムから繰り返している借り入れが、一連の取引としてあつかわれるか、分断された取引としてあつかわれるかが、裁判の争点になります。

例えば、同じ契約番号で借り入れを繰り返している、アコムに1,000円未満の借り入れがある、いずれかのケースでは、借り入れが「一連の取引」としてあつかわれることで、取り戻せる過払い金の金額が多くなります。

一方で、繰り返している借り入れが分断された取引としてあつかわれると、それぞれの借り入れに対して過払い金を計算するので、取り戻せる過払いが少なくなります。

繰り返している借り入れが一連の取引か、分断された取引か、どのようにあつかわれるかを自分で判断することや、引き直し計算をすることはむずかしいので、司法書士や弁護士といった専門家に相談をするべきです。

アコムから過払い金が振り込まれる

アコムと話し合いで和解、あるいは裁判で判決が出たあと、アコムとの和解を示す和解書や裁判の判決内容に応じた過払い金が、アコムに指定した口座に振り込まれます。

過払い金請求を専門家に依頼していた場合は、司法書士や弁護士事務所の口座に過払い金が振り込まれたあと、相談料、着手金、基本報酬、成功報酬といった費用が差し引かれた金額が、手元に残る過払い金として振り込まれます。

司法書士や弁護士の費用・料金は過払い金から差し引かれる

過払い金請求を司法書士や弁護士といった専門家に依頼すると、相談料、着手金、基本報酬、成功報酬が、費用としてかかります。

司法書士や弁護士の依頼にしてかかる費用や報酬の定義、上限金額は、日本司法書士会連合会(日司連)や日本弁護士連合会(日弁連)のガイドラインで定められています。

司法書士に依頼した場合にかかる費用は、着手金、基本報酬といった定額報酬が合計5万円以下と定められていますが、弁護士に依頼した場合にかかる費用は、基本報酬が上限2万円と定められているだけで、着手金には上限が定められていません。

司法書士や弁護士といった専門家に依頼をする場合は、過払い金請求にかかる費用や相場について、電話・メールで相談、あるいは直接面談をするときに確認をするべきです。

アコムの過払い金請求をするデメリットとメリット

アコムの過払い金請求をするデメリットとメリットは、過払い金請求をする時点でのアコムからの借り入れ状況によってちがいます。

借金を完済している方、いまも借金を返済中の方、それぞれの状況にあったデメリットとメリットを確認してください。

完済後にアコムの過払い金請求をするデメリットとメリット

メリット
  • 過払い金を取り戻せるアコムから借り入れが不要になる
デメリット
  • アコムから新たな借り入れができなくなる

借金の完済後にアコムの過払い金請求をするデメリット

借金の完済後にアコムの過払い金請求をするデメリットは、アコムから新たに借り入れることができなくなることだけです。

ただし、過払い金の時効が成立したり、、アコムが倒産したりすると、過払い金請求をすることができなくなり、過払い金が発生していても1円も取り戻すことができません。

借金の完済後から時間がたっている方は、1日でもはやく過払い金請求をすべきです。

借金の完済後にアコムの過払い金請求をするメリット

借金の完済後にアコムの過払い金請求をするメリットは、過払い金を取り戻すことができることです。

アコムから取り戻した過払い金を生活の資金にすることができるので、生活を少しでもラクにすることができる可能性があります。

生活がラクになれば、今後も新たな借り入れをしなくてよくなるかもしれません。

借金の返済中にアコムの過払い金請求をするデメリットとメリット

  1. アコムの借金が50万円、過払い金が100万円
  2. アコムの借金が100万円、過払い金が50万円

例①では、アコムの借金よりも過払い金が50万円多いので、過払い金をアコムの借金の返済にあてることで、残った過払い金が手元に戻ってきます。

例②では、アコム、DCキャッシュワンの借金、アコムマスターカードのショッピング利用の残高、の返済に過払い金をあてても借金が残るので、借金の返済中にアコムの過払い金請求をする状況になります。

借金の返済中にアコムの過払い金請求をする場合、ブラックリストに載るデメリット、返済中の借金を減額できる、毎月の返済の負担を減らす交渉ができるメリットがあります。

メリット
  • アコムに返済中の借金を減額できる将来の利息カットや返済期間を見直しする交渉ができる
デメリット
  • ブラックリストに載る

借金の返済中にアコムの過払い金請求をするデメリット

アコム、DCキャッシュワンの借金や、アコムマスターカードのショッピング利用の残高が、返還される過払い金よりも多い場合は、貸金業者と交渉をして、過払い金を差し引いて残った借金を減額する任意整理の手続きをします。

返済の延滞を繰り返したり、借金を滞納したことがある方は、すでにブラックリストに載っているので、過払い金請求をするべきです。

過払い金がいくら発生するかは、貸金業者との取引履歴から払いすぎていた利息を計算する「引き直し計算」をすることでわかります。

引き直し計算をして、発生する過払い金がアコム、DCキャッシュワンの借金、アコムマスターカードのショッピング利用の残高より多いか、少ないか、結果が分かってから過払い金請求をするかしないかの判断をすることができます。

借金の返済中にアコムの過払い金請求をするメリット

借金の返済中にアコムに過払い金請求をして、過払い金が発生すれば、アコム、DCキャッシュワンの借金、アコムマスターカードのショッピング利用の残高の返済に過払い金をあてることで、借金を減額することができます。

また、発生した過払い金が借金の残高よりも多ければ、借金を完済することができます。

発生した過払い金で借金が完済できなければ任意整理をすることになりますが、将来発生する利息をカットする、返済期間を見直して延長することができれば、毎月の返済をラクにすることができるようになります。

アコムの過払い金請求によるクレジットカードとローンへの影響

アコムが保証会社となっているカードローン

アコムはバンクイック・じぶんローン・キャッシュワンの保証会社となっています。

アコムに過払い金請求をすることで、バンクイック、じぶんローンの借り入れに影響することはありませんが、DCキャッシュワンが発行したキャッシュワンカードから借り入れすることができなくなります。

三菱東京UFJニコス・モビット

三菱東京UFJニコスは三菱UFJグループに所属している金融会社で、銀行や信販など様々な事業を展開しています。一方、「モビット」は三菱UFJ銀行と三井住友銀行のグループが合弁出資している消費者金融会社です。

しかし、三菱東京UFJニコスとモビットはアコムとは別の会社であるため、アコムから過払い金請求をすることができても、それらの会社に対しては影響はありません。

住宅ローン・自動車ローンへの影響

アコムの過払い金請求が、返済中の住宅ローン・自動車ローンに影響することはありません。

過払い金請求をした後に、新たな住宅ローン・自動車ローンの審査に影響することもありませんが、アコム、DCキャッシュワンの借金や、アコムマスターカードのショッピング利用の残高が、返還される過払い金よりも多い場合は、貸金業者と交渉をして、過払い金を差し引いて残った借金を減額する任意整理の手続きをします。

任意整理をすると、信用情報機関に事故情報が登録される、いわゆるブラックリストに載ります。住宅ローンや自動車ローンの審査は、申し込み時の年齢、年収といった情報だけでなく、信用情報機関の情報も対象とするので、ブラックリストに載るとローンの審査に通りにくくなります。

アコム、DCキャッシュワンからの借り入れで延滞を繰り返したり、滞納したことがある方は、すでにブラックリストに載っているので、ローンの審査を気にすることなく過払い金請求をするべきです。

過払い金が住宅ローンに与える影響

アコムについてよくある質問

アコムに過払い金請求できるのか

アコム(アコムマスターカード)に過払い金請求をすることができます。ただし、アコムに過払い金請求をする条件があるので、詳しくは「アコムに過払い金請求ができる条件」を確認してください。

アコムに過払い金請求するデメリットがあるのか

アコムに過払い金請求をすると、原則としてアコムから新たな借り入れをすることがむずかしくなります。しかし、過払い金請求の対象から外した貸金業者からは借り入れすることができます。

アコムの過払い金請求にかかる期間や過払い金の返還率は?

アコムと話し合いで和解した場合は、期間が2か月程度で過払い金の返還率が80%、裁判で判決した場合は、期間が4ヶ月程度で過払い金の返還率が100%と利息を、取り戻せる可能性があります。

アコムの会社概要

アコムは過払い金を返還するために問題はないと考えられています。それは、過払い金返還費用の追加計上をしたことからも分かります。

アコムは年間に7万件ほどの過払い金返還請求を受けており、1人あたり80万円ほど返還されています。アコムは、三菱UFJグループの会社であり、2004年には営業貸し付け残高で1位になりました。アコムの正式な名前はアコム株式会社で、現在の代表取締役は木下盛好氏です。

アコムは、日本国内でマスターカードを発行できる唯一の消費者金融業者で、主にローン、クレジットカード、信用保証の事業を展開しています。本社は東京にあり、約2,111人の従業員がいます。

2008年には三菱UFJフィナンシャルグループの子会社になり、かつての消費者金融事業も引き継いでいます。三菱UFJフィナンシャルグループの一員として、消費者金融事業やカードローンの信用保証事業を担っています。

アコムは1936年に創業者の木下政雄氏によって神戸市で呉服店としてスタートしました。その後、1942年に自主廃業し、1948年から質屋を始め、1960年にはサラリーマン金融をスタートしました。1970年には日本で初の現金自動貸付機を設置し、3年後には24時間対応のカードローンサービスを開始しました。1978年にはアコム株式会社を設立し、社名は「A」が愛情、「CO」が信頼、「M」が節度を意味する「ACOM」と名付けられました。

アコムは1979年に24時間対応のATMを設置し、カードローンのリボ払いサービスを開始して消費者金融事業を拡大しました。1993年には、人と対面せずに金銭を借りられる「むじんくん」というサービスを導入しました。それは業界全体を発展させるきっかけになり、消費者金融のイメージを変えることになりました。同年にアコムは株式を公開し、1996年には消費者金融業界で初めて東京証券取引所に上場しました。

アコムは海外にも事業を展開しており、インドネシアの銀行を買収したり、信用保証事業や海外金融事業をする子会社を持っています。

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