クレディセゾンの過払い金請求ができる条件・返還率・期間

クレディセゾンの過払い金請求ができる条件・返還率・期間

クレディセゾンから借り入れをしている方は、過払い金請求が可能です。過払い金請求については、自分で交渉したり、専門家に依頼したり、裁判することもできますが、それぞれの状況によって返還期間や返還率が異なります。

過払い金請求にはデメリットもありますが、それを回避して大きなメリットを得る方法を提供しています。過払い金の有無や額を無料で調べることができ、相談料や着手金がかからない司法書士や弁護士事務所にご相談ください。

目次

クレディセゾンの過払い金請求ができる条件

クレディセゾンで、2007年7月13日以前に借り入れをした方は、過払い金請求が可能です。クレディセゾンと吸収合併をしたユーシーカードで、2007年6月10日以前に借り入れをした方も過払い金請求の対象になります。 

また、過払い金が発生していれば返済中であっても、亡くなってしまったご家族が借り入れをしていた場合でも過払い金請求が可能です。

過払い金が発生する条件をくわしく

クレディセゾンの過払い金が発生する仕組み

貸金業者からの借り入れには、利息制限法と出資法の2つの法律で上限金利が定められています。利息制限法の金利が20.00%、出資法の金利が29.20%とされていました。

のちに法改正がされるまでは、利息制限法と出資法のどちらかの上限金利を決めて貸し付けることができたので、クレディセゾンは25%、ユーシーカードは27.8%と、出資法の上限金利である29.2%にあわせて貸し付けをしていました。

しかし、2010年6月に出資法と貸金業法が改正されたことで、貸し付けの上限金利が出資法の金利29.2%から、利息制限法の金利20.0%に引き下げられました。

クレディセゾンは2007年7月14日に、ユーシーカードは2007年6月11日に、利息制限法の上限金利である「20.00%以内」に変更しています。

2007年7月13日以前からクレディセゾンで借り入れ、2007年6月10日以前からユーシーカードで借り入れしていれば、グレーゾーン金利と呼ばれる、利息制限法と出資法の金利差で払いすぎていた利息を、過払い金として、クレディセゾンに過払い金の返還請求をすることができます。

借り入れ金額によって上限金利が変わります。借り入れ金額が10万円未満の場合は上限金利20%、10万円以上100万円未満の場合は上限金利18%、100万円以上の場合は上限金利15%です。

2007年7月14日以降にクレディセゾンで、2007年6月11日以降にユーシーカードで借り入れした方の場合は、上限金利が利息制限法で定められた金利の範囲内なので、過払い金が発生しません。

クレディセゾンは、セゾンカードやUCカードなどのクレジットカードを発行しています。ショッピングでこれらのカードを使用した際にクレディセゾンが支払う「立て替え金」は、利息制限法に属する「貸し付け金」ではないため、過払い金は発生しません。

また、立て替え金の返済に必要な「分割手数料」も利息ではないため、過払い金は発生しません。過去に過払い金請求を条件に利息のカットや減額をしてもらったことがある場合は、過払い金が発生しているにも関わらず取り戻すことができない可能性があります。

借り入れ金額と返済回数で増減する過払い金の金額

借り入れ金額と返済回数で過払い金の金額が増減します。

借り入れ金額と返済回数が少ない場合は、クレディセゾンに支払っている利息が少ないので、発生する過払い金も少ないです。一方で、借り入れ金額と返済回数が多い場合は、クレディセゾンに支払っている利息がそのぶん多いので、発生する過払い金も多いです。

クレディセゾンへの返済方法には、一括払いとリボルビング払いがあります。

リボルビング払いで返済している場合は、借り入れの返済回数が多くなるので、一括払いでの返済よりも発生する過払い金が多くなります。

クレディセゾンに過払い金請求ができなくなるリスク

時効が成立してクレディセゾンに過払い金請求ができなくなる

過払い金には時効があり、最後の取引から10年が経過すると時効が成立して、クレディセゾンから過払い金を取り戻すことができなくなります。

セゾンカード、UCカードをショッピングで利用した、借り入れを返済した日は関係がなく、あくまでも最後の借り入れをした日、返済の手続きをした日です。借り入れに関する情報は、インフォメーションセンターから取引履歴を取り寄せることで確認することができます。

取引履歴は、クレディセゾンから郵送、あるいはクレディセゾンの窓口で直接取り寄せることができます。

倒産してクレディセゾンに過払い金請求ができなくなる

クレディセゾンは西武グループに属し、安定した経営をしているため、倒産のリスクは小さいですが、消費者金融の最大手として知られていた”武富士”のように、万が一、クレディセゾンが倒産した場合、過払い金請求ができなくなるため、早めにご相談をおすすめします。

クレディセゾンの過払い金請求にかかる期間と過払い金の返還率

話し合い和解をするか、裁判をするかによって、過払い金を取り戻すまでにかかる期間(返還期間)と、発生する過払い金に対して実際に返還される金額の割合(返還率)が違います。

話し合いによる交渉で和解した場合は、返還期間が短くなりますが、取り戻せる過払い金が少なくなる傾向があります。一方で、裁判をする場合は、返還期間が長くなりますが、取り戻せる過払い金が多くなる上に、過払い金の元本に対する利息もあわせて取り戻せる可能性があります。

クレディセゾンは、クレジットカード会社の大手で過払い金請求の対応を多く経験しているので、話し合いや裁判においてクレディセゾンが有利な立場となるように交渉をしてきます。

自分で過払い金請求をすることもできますが、貸金業者との交渉に慣れていないので返還期間が長くなったり、過払い金の返還率が悪くなって取り戻せる金額が少なくなるので、過払い金請求を専門的にあつかっていて、クレディセゾンと交渉経験が豊富な司法書士や弁護士に依頼するべきです。

司法書士・弁護士に依頼してかかる期間と返還率

話し合いで和解(任意交渉)

返還期間

3か月~

返還率

~100%

裁判で判決

返還期間

5か月~

返還率

~100%+利息

  • 上記に記載している返還期間・返済率は、クレディセゾンの過払い金請求の目安であって、必ずしも当てはまるものではありません
  • 上記に記載している返還期間・返済率は借り入れの状況、クレディセゾンの経営状況によってかわります
  • 過払い金が返還されるまでの期間によって、過払い金の元本に対する利息はかわります

クレディセゾンの過払い金請求のシミュレーション

例1:100万円の借り入れを完済して過払い金請求

  • 借入金額:100万円
  • 返済回数:60回
  • 過払い金:50.0万円

話し合いで和解(任意交渉)した場合は、期間が3ヶ月程度、およそ50.0万円(返還率100%)の過払い金がクレディセゾンから取り戻せる可能性があります。

裁判をした場合は、期間が5ヶ月程度、およそ50.0万円(返還率100%)の過払い金と利息をあわせてクレディセゾンから取り戻せる可能性があります。

例2:230万円の借り入れを完済して過払い金請求した例

  • 借入金額:230万円
  • 返済回数:60回
  • 過払い金:115.0万円

話し合いで和解(任意交渉)した場合は、期間が3ヶ月程度、およそ115.0万円(返還率100%)の過払い金がクレディセゾンから取り戻せる可能性があります。

裁判をした場合は、期間が5ヶ月程度、およそ115.0万円(返還率100%)の過払い金と利息をあわせてクレディセゾンから取り戻せる可能性があります。

クレディセゾンの過払い金を取り戻すまでの流れ

STEP
取引履歴を取り寄せる

過払い金請求をする前に、借り入れしたときの金利・金額・日付、返済した金額・日付が記載された取引履歴を、貸金業者から取り寄せます。

STEP
過払い金の引き直し計算をする

貸金業者から取引履歴を取り寄せたら、過払い金がいくら発生するのか引き直し計算をします。

STEP
過払い金返還請求書と引き直し計算書を送る

過払い金返還請求書と引き直し計算書を、貸金業者に内容証明郵便で送ります。

STEP
話し合いで交渉する(任意交渉)

過払い金の返還率、過払い金を返還するまでの期間を、貸金業者と話し合いで交渉します。

STEP
過払い金請求の裁判をする

話し合いの交渉で和解できなければ、貸金業者と裁判をします。

STEP
過払い金が振り込まれる

和解または判決が出たら、貸金業者から指定口座に過払い金が振り込まれます。

クレディセゾンから取引履歴を取り寄せる

過払い金請求をする前に、クレディセゾンから取引履歴を取り寄せます。取引履歴には、借り入れしたときの金利・金額・日付、返済した金額・日付が記載されています。

クレディセゾンの取引履歴は、クレディセゾンに電話で問い合わせる、個人情報開示申込書をクレディセゾンに郵送する、ことで取り寄せることができます。

電話で問い合わせる場合はインフォメーションセンター、郵送の場合は2ヶ月程度かかります。

ユーシーカードの取引履歴は、クレディセゾンが吸収合併したため、現在はクレディセゾンが管理しています。そのため、クレディセゾンに対して取引履歴の開示請求をすることができます。

クレディセゾンから取引履歴を取り寄せるときの注意点

過払い金請求をする目的を伝えない

クレディセゾンから取引履歴を取り寄せるときに、過払い金請求をするといった目的を伝えないように注意してください。

「返済義務がないと知っていて、任意で返済した借金の過払い金は請求することができない」といった内容が、民法705条によって定められています。

クレディセゾンに過払い金請求する目的を伝えた上で返済を続けていると、過払い金が少なくなってしまう場合や、過払い金を取り戻せなくなる可能性があります。

ゼロ和解しない

クレディセゾンから取引履歴を取り寄せるときに、クレディセゾンから「借り入れを0円にする(ゼロ和解)」、「利息を減額する和解書にサインをする」ことが提示されることがあります。

クレディセゾンからの条件で和解した場合に、過払い金請求をする権利を放棄することが和解書に記載されていると、過払い金請求が発生していたとしても、過払い金請求をすることができなくなります。

過払い金の引き直し計算をする

クレディセゾンから取引履歴を取り寄せたら、引き直し計算をして、過払い金がいくら発生するのかを算出します。引き直し計算には、エクセルと利息計算ソフトを使用します。

利息計算ソフトは、名古屋消費者信用問題研究会、アドリテム無司法書士法人がインターネット上で無料配布しています。

利息計算ソフトに、取引履歴の内容(金利・金額・日付、返済金額・日付)を入力すれば計算することができます。

引き直し計算を自分でするリスク

引き直し計算を自分ですると、複雑な計算を間違える可能性があります。

引き直し計算は、過払い金を請求するための重要なポイントですが、自分で計算をして金額を1円でも間違えると、取り戻せる過払い金が少なくなることや、クレディセゾンに過払い金の返還を断られてしますリスクがあります。

司法書士や弁護士といった専門家に依頼をすることで、自分で引き直し計算をして間違えるリスクがなくなるので、1円でも多く、過払い金を取り戻すことができます。

クレディセゾンへ過払い金返還請求書と引き直し計算書を送る

取引履歴をもとにして引き直し計算をしたあと、クレディセゾンへ過払い金返還請求書と引き直し計算書を内容証明郵便で送ります。

内容証明郵便で送ることで、いつ、誰が、どこに送ったかを証明することができるので、記録として残すことができます。

過払い金返還請求書の内容
・日付
・クレディセゾン株式会社株式会社(ユーシーカード)
・クレディセゾンの代表名
・名前
・住所
・連絡先電話番号
・振込口座名
・口座番号
・契約番号、会員番号
・〇万円の過払い金を返還請求する旨の内容

話し合いで交渉(任意交渉)

クレディセゾンへ、過払い金返還請求書と引き直し計算書を送ったあと、引き直し計算をもとに発生した過払い金の返還率、過払い金を返還するまでの期間を話し合いで交渉するために、クレディセゾンの担当者から電話で連絡がきます。

過払い金請求の裁判

取り戻せる過払い金の金額が変わる裁判の争点

クレディセゾンから借り入れを繰り返している場合は、取り戻せる過払い金の金額が変わる可能性があります。

クレディセゾンから繰り返している借り入れが、一連の取引としてあつかわれるか、分断された取引としてあつかわれるかが、裁判の争点になります。

例えば、同じ契約番号で借り入れを繰り返している、クレディセゾンに1,000円未満の借り入れがある、いずれかのケースでは、借り入れが「一連の取引」としてあつかわれることで、取り戻せる過払い金の金額が多くなります。

一方で、繰り返している借り入れが分断された取引としてあつかわれると、それぞれの借り入れに対して過払い金を計算するので、取り戻せる過払いが少なくなります。

繰り返している借り入れが一連の取引か、分断された取引か、どのようにあつかわれるかを自分で判断することや、引き直し計算をすることはむずかしいので、司法書士や弁護士といった専門家に相談をするべきです。

クレディセゾンから過払い金が振り込まれる

クレディセゾンと話し合いで和解、あるいは裁判で判決が出たあと、クレディセゾンとの和解を示す和解書や裁判の判決内容に応じた過払い金が、クレディセゾンに指定した口座に振り込まれます。

過払い金請求を専門家に依頼していた場合は、司法書士や弁護士事務所の口座に過払い金が振り込まれたあと、相談料、着手金、基本報酬、成功報酬といった費用が差し引かれた金額が、手元に残る過払い金として振り込まれます。

司法書士や弁護士の費用・料金は過払い金から差し引かれる

過払い金請求を司法書士や弁護士といった専門家に依頼すると、相談料、着手金、基本報酬、成功報酬が、費用としてかかります。

司法書士や弁護士の依頼にしてかかる費用や報酬の定義、上限金額は、日本司法書士会連合会(日司連)や日本弁護士連合会(日弁連)のガイドラインで定められています。

司法書士に依頼した場合にかかる費用は、着手金、基本報酬といった定額報酬が合計5万円以下と定められていますが、弁護士に依頼した場合にかかる費用は、基本報酬が上限2万円と定められているだけで、着手金には上限が定められていません。

司法書士や弁護士といった専門家に依頼をする場合は、過払い金請求にかかる費用や相場について、電話・メールで相談、あるいは直接面談をするときに確認をするべきです。

クレディセゾンの過払い金請求をするデメリットとメリット

クレディセゾンの過払い金請求をするデメリットとメリットは、過払い金請求をする時点でのクレディセゾンからの借り入れ状況によってちがいます。

借金を完済している方、いまも借金を返済中の方、それぞれの状況にあったデメリットとメリットを確認してください。

完済後にクレディセゾンの過払い金請求をするデメリットとメリット

メリット
  • 過払い金を取り戻せるクレディセゾンから借り入れが不要になる
デメリット
  • クレディセゾンから新たな借り入れができなくなる

借金の完済後にクレディセゾンの過払い金請求をするデメリット

借金の完済後にクレディセゾンの過払い金請求をするデメリットは、クレディセゾンから新たに借り入れ、セゾンカード、UCカードの利用ができなくなることだけです。

ただし、過払い金の時効が成立したり、、クレディセゾンが倒産したりすると、過払い金請求をすることができなくなり、過払い金が発生していても1円も取り戻すことができません。

借金の完済後から時間がたっている方は、1日でもはやく過払い金請求をすべきです。

借金の完済後にクレディセゾンの過払い金請求をするメリット

借金の完済後にクレディセゾンの過払い金請求をするメリットは、過払い金を取り戻すことができることです。

クレディセゾンから取り戻した過払い金を生活の資金にすることができるので、生活を少しでもラクにすることができる可能性があります。

生活がラクになれば、今後も新たな借り入れをしなくてよくなるかもしれません。

借金の返済中にクレディセゾンの過払い金請求をするデメリットとメリット

  1. クレディセゾンの借金が50万円、過払い金が100万円
  2. クレディセゾンの借金が100万円、過払い金が50万円

例①では、クレディセゾンの借金よりも過払い金が50万円多いので、過払い金をクレディセゾンの借金の返済にあてることで、残った過払い金が手元に戻ってきます。

例②では、クレディセゾン、ユーシーカードの借金や、セゾンカード、UCカードのショッピング利用の残高、の返済に過払い金をあてても借金が残るので、借金の返済中にクレディセゾンの過払い金請求をする状況になります。

借金の返済中にクレディセゾンの過払い金請求をする場合、ブラックリストに載るデメリット、返済中の借金を減額できる、毎月の返済の負担を減らす交渉ができるメリットがあります。

メリット
  • クレディセゾンに返済中の借金を減額できる将来の利息カットや返済期間を見直しする交渉ができる
デメリット
  • ブラックリストに載る

借金の返済中にクレディセゾンの過払い金請求をするデメリット

クレディセゾン、ユーシーカードの借金や、セゾンカード、UCカードのショッピング利用の残高が、返還される過払い金よりも多い場合は、貸金業者と交渉をして、過払い金を差し引いて残った借金を減額する任意整理の手続きをします。

返済の延滞を繰り返したり、借金を滞納したことがある方は、すでにブラックリストに載っているので、過払い金請求をするべきです。

過払い金がいくら発生するかは、貸金業者との取引履歴から払いすぎていた利息を計算する「引き直し計算」をすることでわかります。

引き直し計算をして、発生する過払い金がクレディセゾン、ユーシーカードの借金や、セゾンカード、UCカードのショッピング利用の残高より多いか、少ないか、結果が分かってから過払い金請求をするかしないかの判断をすることができます。

借金の返済中にクレディセゾンの過払い金請求をするメリット

借金の返済中にクレディセゾンに過払い金請求をして、過払い金が発生すれば、クレディセゾン、ユーシーカードの借金や、セゾンカード、UCカードのショッピング利用の残高の返済に過払い金をあてることで、借金を減額することができます。

また、発生した過払い金が借金の残高よりも多ければ、借金を完済することができます。

発生した過払い金で借金が完済できなければ任意整理をすることになりますが、将来発生する利息をカットする、返済期間を見直して延長することができれば、毎月の返済をラクにすることができるようになります。

クレディセゾンの過払い金請求によるクレジットカードとローンへの影響

住宅ローン・自動車ローンへの影響

クレディセゾンの過払い金請求が、返済中の住宅ローン・自動車ローンに影響することはありません。

過払い金請求をした後に、新たな住宅ローン・自動車ローンの審査に影響することもありませんが、クレディセゾン、ユーシーカードの借金や、セゾンカード、UCカードのショッピング利用の残高が、返還される過払い金よりも多い場合は、貸金業者と交渉をして、過払い金を差し引いて残った借金を減額する任意整理の手続きをします。

任意整理をすると、信用情報機関に事故情報が登録される、いわゆるブラックリストに載ります。住宅ローンや自動車ローンの審査は、申し込み時の年齢、年収といった情報だけでなく、信用情報機関の情報も対象とするので、ブラックリストに載るとローンの審査に通りにくくなります。

クレディセゾンやユーシーカードからの借り入れで延滞を繰り返したり、滞納したことがある方は、すでにブラックリストに載っているので、ローンの審査を気にすることなく過払い金請求をするべきです。

過払い金が住宅ローンに与える影響

クレディセゾンについてよくある質問

クレディセゾンに過払い金請求できるのか

クレディセゾン(セゾンカード)に過払い金請求をすることができます。ただし、クレディセゾンに過払い金請求をする条件があるので、詳しくは「クレディセゾンに過払い金請求ができる条件」を確認してください。

クレディセゾンに過払い金請求するデメリットがあるのか

クレディセゾンに過払い金請求をすると、原則としてクレディセゾンから新たな借り入れをすることがむずかしくなります。しかし、過払い金請求の対象から外した貸金業者からは借り入れすることができます。

クレディセゾンの過払い金請求にかかる期間や過払い金の返還率は?

クレディセゾンと話し合いで和解した場合は、期間が3か月程度で過払い金の返還率が100%、裁判で判決した場合は、期間が5ヶ月程度で過払い金の返還率が100%と利息を、取り戻せる可能性があります。

クレディセゾンの会社概要

クレディセゾンは、日本にあるクレジットカード会社であり、かつては西武百貨店や西友などとともに旧セゾングループの中心的存在でした。株式会社クレディセゾンは、セゾンまたはセゾンカードとも呼ばれています。

クレディセゾンは、1983年に西武百貨店のカードとして利用されていた西武カスタマーズカード、西武百貨店と西友の共用カードとして利用されていた西武ニューカスタマーズカード、旧緑屋のグリーンカードを統合し、西武流通グループの統合カードとして発行されました。それを改称してセゾンカードとしました。

クレディセゾンは、1983年に西武百貨店のカードを統合して、セゾンカードとして発行を開始しました。その後、1984年からは他のお店でも使えるように加盟店を増やし、Visaカードやマスターカードとも提携をしました。さらに、リースや融資、保険などの付帯業務も始め、業務を拡大しました。 1989年には社名をクレディセゾンに変更し、金融業を中心に事業を展開しています。

クレディセゾンは2002年に「永久不滅ポイント」という有効期限のないポイントシステムを導入し、2006年には同業のUCカードと合併しました。

クレディセゾンは長年にわたってクレジットカード事業を展開しており、関連会社として多くのクレジットカード会社を保有しています。特に「持分法適用関連会社」として、「りそなカード」、「静銀セゾン」、「高島屋クレジット」、「セブンCSカードサービス」などがあり、大手銀行や地方銀行、大企業のクレジットカード部門とも提携しています。

クレディセゾンは財務基盤が強固で、倒産する可能性は低いです。しかし、過払い金請求の期限は「完済してから10年」となっているため、もし時効が迫っている場合は、早めに司法書士などに相談して過払い金が発生しているかを確認することをお勧めします。

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